フクロネコ
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フクロネコはタスマニアデビルとも争う
フクロネコは、ネズミのような体型をしていてもフクロネコ科に
分類される有袋類です。
オーストラリアのタスマニア島、ニューサウスウェールズ州、
ビクトリア州などに生息しています。
フクロネコの体長は、オス、メスともに30cm前後の大きさです。
子猫ほどの大きさで水玉模様が愛らしい有袋類です。
フクロネコ、主に熱帯雨林や低木林に生息しているが、農耕地に
囲まれた乾燥した草原とか森林を好んでいます。
フクロネコは夜行性の動物であり、昼間は岩や倒れた木の下とか
地面の穴の開いた空巣穴などで休んでいます。
食べ物は、主に昆虫を食べているが、他にもトカゲやヘビのような
は虫類や、鳥類、ウサギ、ミミズ、果実なども食べています。
フクロネコのメスは、1度に25頭前後もの子供を産みおとします。
フクロネコの天敵には、タスマニアデビル、ネコやアカギツネがいて、
これらからの捕食や感染症の伝搬、さらに、違法な罠による狩猟などに
より生息数が減少しています。
タスマニアデビルはフクロネコにとって天敵であると同時に、反面、
フクロネコがタスマニアデビルと争って、食べ物を横取りする場合も
あるのです。
ある目撃者の報告によると、タスマニアデビルが食べようとしている
動物の死骸にフクロネコが手を出すのを見たことがあると言っています。
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