大腸がん予防と対策

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■大腸がんの症状

 

大腸がん,大腸がんの症状

 

 

大腸がんにはこんな症状があります。

 

@血液が混じった便が出る。

 

A肛門からの出血が起きる

 

B便が細くなる。

 

C下痢と便秘を繰り返す

 

D便が残っている感じがする。

 

Eお腹が張っていると感じる。

 

Fお腹にしこりがある。

 

G急に体重が落ちている。

 

 

ずっと痔だと思っていたら、大腸がんだったんです。
こんな話をよく耳にします。

 

女性のがん死亡率で乳がんに継いで最も多いのが大腸がんでです。

 

大腸がんは、見つけるのが早ければ早いほど、
完全に治る可能性が高くなります。

 

早期の段階で発見できるように、血便が出たら
消化器科や胃腸科、肛門科などで、
できるだけ早く診てもらうことが大切です。

 



 

■大腸がんの手術

 

大腸がんの治療の主役は手術です。

 

例えば同じ消化器 ガンでも食道ガンは抗がん剤や放射線がよく効きます。
しかし大腸がんは抗がん剤や放射線はあまり、効果がありません。

 

あくまでも「手術の補助療法」という位置づけです
裏を返せば、手術を依頼する外科医の技術に全て委ねられているということです。

 

大腸は腹腔鏡手術が盛んです。

 

解剖学的理由から大腸は腹腔鏡手術が非常にやり易い構造をしています。
専門施設では 大腸の手術は全て腹腔鏡手術をおこなっているところもあります。

 

胃や食道、膵臓なども 腹腔鏡手術が行われていますが主流ではありません。

 

腹腔鏡手術も通常の開腹手術と同じく入院して全身麻酔でおこないますが、
傷が小さいので術後の痛みが非常に小さいのが特徴です。

 

 

■不幸にして転移してもあきらめない!

 

大腸がんが、一番転移しやすい場所は「肝臓」です。

 

「肝臓転移の程度」が余命を決める場合が多いのです。

 

通常、他のガンが肝臓に転移したら「治療法無し」と判断されます。

 

しかし大腸ガンの 肝臓転移は積極的に治療(手術、抗がん剤注入など)した方が
余命が伸びることがわかっています。

 

あたかも「のぐらたたき」のように、肝臓転移を数回、手術し5〜6年という
長期生存をはたしている方もいます。

 

 

■大腸がんの予防に良い食べ物

 

食事は、野菜と魚をしっかり食べることが大切です。

 

食物繊維の多い食品、にんにく、牛乳、ヨーグルト、カルシウムの多い食事が、
大腸がんのリスクを下げることがほぼ確実とされています。

 

野菜を小鉢で5皿、果物1皿、牛乳コップ1杯またはヨーグルト1個くらいは毎日とります。

 

食物繊維の多いもの:インゲン豆、あずき、おから、しそ、よもぎ、エンドウ豆、パセリ、
納豆、ごぼう、ゆりね、にんにく、アボガド他

 

カルシウムの多いもの:サクラエビ、しらす干し、チーズ、いわし、ししゃも、油揚げ、
パセリ、かぶの葉、がんもどき、モロヘイヤ、サバの水煮缶、
バジル、しそ、大根の葉

 

ビタミンDの多いもの:アンコウのきも、しらす、いわし、にしん、さけ、さんま、うなぎ、
ひらめ、まぐろ、かれい、きくらげ、煮干し、干ししいたけ