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ユキヒョウは人間が近づけない険しい崖に住む

 

ユキヒョウが生息する場所は、世界でも中央アジア
のみです。

ユキヒョウは、チベット高原を中心に、ネパール、モンゴル北部、
インド北部、パキスタン北部、アフガニスタン東部に生息して
います。

夏には、標高５０００m前後の高原や山岳地帯で生活していて、
冬になると、獲物が山のふもとまで降りてしまうため
ユキヒョウ自身も標高１６００m以下の森林にまで降りてきます。

ユキヒョウが生活しているところは、人間がほとんど近寄らない
寒くて、険しい崖のあたりです。

そのため、ユキヒョウに遭遇する機会はかなり難しくなります。
ユキヒョウが動物園にいるのは、かなりめづらしくなります。

ユキヒョウの足の裏には、肉球部分には毛が生えていて、これが
雪の上でも滑りにくくなっています。

また、寒さを防ぐために、体毛は長く、しかもより細かく
生えています。

ユキヒョウの繁殖期は１２月から３月頃であり、この時期だけは
オスとメスは、生活や狩りを一緒に行います。

一度の出産では、子供を２匹か３匹を産みます。
寒さを防ぐためか、生まれた状態でも、すでに厚い毛が
生えています。

ユキヒョウの狩りの方法として、ヤギなどを崖に追い詰めて
突いて転がり落としてから、トドメを刺すこともしています。

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