イグアノドン
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イグアノドンは捕食者から捕まりにくかった
イグアノドンは、約1億2,000万前の中生代白亜紀前期に
ヨーロッパで生息していた鳥脚類の恐竜です。
1978年に、ベルギーの炭坑で、この恐竜の30体ほどが
まとまって発見されました。
イグアノドンは、鼻先に角を持っていて、長く伸びている
尾がありました。
ガラパゴス諸島にいる現存する爬虫類であるイグアナと、
このイグアノドンとは全く関係のないものです。
イグアノドンは、体長は8メートル前後であり、一般的な鳥脚類と
同じように、くちばしがありました。
非対称なダイヤモンド型をした歯とスパイク状の親指を
持っています。
イグアノドンの特徴としての前肢にある親指は、長さ15cmほどの
鋭くてとがった骨からできています。
しかし、この鋭い指は、自分を襲う捕食者に対抗するほどの
ものではなかったと考えられています。
イグアノドンは、走るときは2足歩行で、通常は、長くがっちり
とした前肢を持っていることから4足歩行で歩いていたようです。
4足歩行時には、スタミナ消費が少なくて、疲れるようなことが
ないため、走り続けられることで、危険な恐竜からも逃げやす
かったのではないかと思われます。
とっさでの移動スピードも速かったようです。
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