メガマウスザメ
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メガマウスザメは古代の形態のサメである
メガマウスザメは、太平洋やインド洋の熱帯から温帯の
水深200メートルの深海に生息しています。
日本近海でも目撃されたり、実際に多くが捕獲されています。
メガマウスザメの体長は最大で全長7メートル以上にもなり、
これはホウジロザメの大きさに匹敵します。
このメガマウスザメは、古くからの形態を保ったままのサメで、
現代にある他のサメの形態とはかなり違っています。
ジンベイザメと同様に、プランクトンを主食にしているため、
サメの特徴である歯はかなり小さく、ヤスリ状の列になって
います。
他のサメには見られないような特徴として、上アゴの歯が蛍光色
に輝いていて、これはプランクトンをおびき寄せる機能であると
言われています。
昼は水深100 m~200 m程度のところに漂っていて、夜間になると
水面から10mの浅いところまで浮上してきます。
メガマウスザメが最初に発見されたのは、アメリカの調査船の
アンカーに引っかかっていたことで発見されました。
このサメは口が極めて大きく恐ろしい顔つきをしていたため
メガマウスと名付けられました。
メガマウスザメは、体はブヨブヨとしていて、硬くありません。
泳ぐスピードは非常に遅く、人間と一緒に泳ぐこともできる
ほどです。
見た目の恐ろしさとは別に、攻撃性も低くて、人を襲うようなこと
はありません。
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