インドの大衆食堂を拝見してみる
インドの食堂の風景を拝見してみます。
一般的には、日本人には抵抗感があります。
当然のことながら、ほとんどのインド人は、
食堂では、皿から手づかみで食べています。
しかも、みんなが早食いで食べています。
インドには、ヒンドゥー教とイスラム教の信者が
多くいます。
インドでは、宗教的には、左手は汚い手であると
されています。
ただし、女性の場合は、左手は神聖な手である
と言われています。
しかし、健康的な面では、右手を使って、手づかみで
ものを食べるというのが一般的です。
インド料理については、最近になって、南インド料理の
定食であるミールスの人気が出てきました。
これは、大きな皿の中央にごはんを盛り上げて、
その周りに色々な種類のカレーとインドのパンのナン
がとりまいています。
このミールスの食べ方としては、まづは、幾種類もの
カレーの器を大皿から取り出して、残ったごはんを
大皿全体に広げます。
そこに、カレーをちょっとづつ混ぜながら食べていく
というものです。
パパドというせんべいのようなものを細かく割って
ごはんに振りかけて食べます。
カレーを手づかみで食べるため、インドのカレーは
熱々のものはなく、ある程度ぬるめのものです。
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