江戸時代の食事
現代では食事は1日3食が基本になっていますが、
この習慣が始まったのは、江戸時代の元禄のころの
1688年以降であると言われています。
これは、夜でも灯りが広がるようになり、それとともに
1日の活動する時間が延びたから、3食が必要になってきた
ようです。
ところが、八代将軍の徳川吉宗は質素倹約kら、1日2食に
していました。
江戸時代には、まだテーブルというものが日本にはなかったため
1人分ずつのお膳に食器などのせて食事をしていました。
江戸時代の庶民の食事といえば、ごはん、味噌汁、漬物
というのが基本でした。
江戸には全国から年貢米が集まってきたために、白米を食べる
には、それほど困っていませんでした。
だから、江戸時代の男性は、1日に5合ものごはんを食べて
いたようです。
カロリーのほとんどを米の量で補うことにより、質素な食事でも
体力を維持できたようです。
1日の食事の中で、まづ朝食は温められたごはんと味噌汁です。
米を炊くのは朝1回のみだったため、朝食だけはホカホカご飯
が食べられました。
そのため、昼食のご飯は冷めています。昼食のおかずは、野菜
または、魚です。
夕食といえば、現代では1日の食事の中でも豪華なものになる
のですが、当時は、お茶漬けと漬物程度でした。
田舎の農民などは、白米をあまり食べられず、ひえ・あわなどの
雑穀を主食にしていました。
ほとんどは、年貢米で取られてしまい、自分たちで食べる白米は、
手元にほとんど残りませんでした。
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