西部開拓時代の食事
アメリカの西部開拓時代の食事は、狩りで手に入れた肉や
魚類と栽培した野菜やハーブが食卓に上っていました。
しかし、これらの食糧を定期的に手に入れるのは困難で
あったので、塩漬けやふん製とかピクルスといったような
保存食が用いられました。
農家には小屋があり、この中には果物や野菜の缶詰とかジャム、
ピクルス、肉、魚をベーコンやジャーキーなどのふん製や塩漬け
の保存食を貯えていました。
肉類には、豚肉、牛肉、ラム、子牛、七面鳥、鹿肉、鶏肉、
ガチョウ、鳩などのようにさまざまなものがありました。
豚、牛、羊、鶏は飼育していて、全てを自分自身で初めから
解体していく必要がありました。
ガチョウ、鹿、七面鳥、鳩、うずら、ウサギなどは狩りで取って
きて、やはり、自分で解体しました。
だから、狩猟生活においては、男性の手を借りる必要があった
のです。
西部開拓時代の人たちは、ほとんだが肉体労働者であったため
毎日の食事の量も多かったようです。
女性も男性と同じように働き出しているため、料理などほとんど
作っていないようでした。
大量の食パンを毎日焼いていて、目玉焼きも、卵を1人で
5、6個も使っていました。
アメリカ西部では、コーンブレッドやジャガイモがよく食べられて
いて、特に牧場で働くカウボーイなどは、新鮮な肉にありつくこと
ができました。
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