戦国時代の食事
日本の戦国時代では、武将や兵士たちは様々な工夫をこらして
食事をしていました。
戦場で戦うためには、十分な栄養が必要になってきます。
戦国時代の武士は、1日2食で1杯の味噌汁とひじきや豆を
一緒にした野菜と主食は玄米が中心でした。
通常は、朝8時ごろと午後2時ごろの1日で2食を摂ったのが
基本でした。
夜遅くまで起きて、9時ごろに夜食を食べる場合もありました。
砦とか城などで夜間の守備をしていた兵士たちは、夜食を含めて
1日3食を摂っていたようです。
食事の中身では、ご飯の量が1番多くて、1度に2合半も食べる
人もいたようです。
おかずには、野菜、漬物、魚、鳥、梅干し、海草、かまぼこなど
種類は様々でしたが、これらの豊富なおかずを食べられるのは
裕福な人に限られていました。
貧困な人たちは、おかず無しで、ごはんと味噌汁だけで食事を
済ませている場合もありました。
主食の玄米は白米よりも栄養があり、現代と同じように、健康面
ではよかったようです。
貧しい武士の場合は、雑炊にして水分でかさ増しをして食べる
ことが多かったようです。
徳川家康は、毎日、麦飯を食べたことにより75歳まで長生きを
したのだと言われています。
麦飯は、大麦だけの場合と、白米と一緒に混ぜて食べる場合が
ありました。
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