モーツアルトの好物
モーツァルトほど各国の料理を食べつくした音楽家は少ない
と言われています。
彼の手記の中には、牛フィレ肉のパン詰めとか桃のスープの
ような料理が出てきます。
モーツァルトは、アルコール中毒だったとも言われていますが、
彼の書簡によると、晩餐会の席では、水と果物を口にするだけ
であると記述されています。
また、コーヒーを毎日のように飲んで、他にはアイスクリーム
が好物であったようです。
モーツァルトが最も好きだった料理は、シュニッツェルという
豚肉を薄くたたいて焼いた料理です。
シュニッツェルは、モーツァルトが味わった豚カツレツです。
当時のシュニッツェルでは、パン粉をつけずに肉を焼いていて、
炒めたタマネギやマスタードを添えた料理でした。
モーツァルトは、このシュニッツェルの料理をいつものように
使用人に運ばせていました。
豚肉以外にも卵料理が好きだったようです。彼が身が6個並ん
だ目玉焼きを注文したという逸話もあります。
また、レバークネーデルという料理もモーツァルトの好物でした。
これは、レバをの団子揚げしたものであり、レバー、ベーコン、
パン、玉ネギを細かく切ってから、卵と一緒に団子状に丸めて
油で揚げた料理です。
モーツァルトは、甘いものも好きで、幼いころからチョコレート
をよく食べていたそうです。
Sponsered Link
「食べ物の歴史」カテゴリーの関連記事