スマトラ沖の地震・津波
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スマトラ島沖地震は、2004年12月26日に
インドネシア西部、スマトラ島沖のインド洋で
発生したマグニチュード9.1の地震です。
このスマトラ島沖地震は、1960年に起きたチリ地震
に次いで2番目に大きい規模の地震です。
スンダ海溝に震源地があり、地震の揺れは震源地の南端では
3分の揺れがあり、インドネシアから少し離れたところでは
7分間もの揺れが続きました。
さらに遠いところでは、インド、スリランカ、バングラデシュ
シンガポール、タイ、マレーシア、ミャンマー、モルディブ
までも伝わっています。
このスマトラ島沖地震が引き起こした津波による被害は、過去
にもないような甚大なものでした。
平均で高100メートルに達するような津波が数回にわたって
インド洋沿岸に押し寄せてきました。
津波の発生時には、3メートルほど海底が持ち上がって、震源地
の東側に対しては、時速700km/hもの猛スピードで津波が押し
寄せられました。
これに比べて、インドネシア、タイ、マレーシア、ミャンマー
のような震源地の東側では、津波のスピードは比較的遅く
押し寄せてきました。
また、カナダやアメリカのカリフォルニア岸、メキシコなどでも
数十センチの津波が押し寄せています。
この地震と津波による災害により、実に30万人もの被害を出す
ほどの大惨事になっています。
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