海岸の恐ろしい波
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海岸の波の力は、予想以上に恐ろしいものであるため
注意が必要です。
特に、台風が近づいているときに、海辺で泳いだりすると
波の力が想像以上に大きなもので、びっくりします。
波が引いていくときに、その強力な波の力で、体が海の
方に引き込まれてしまいます。
そのときの力が予想以上に大きいため、油断して水難事故
を起こすことになります。
実際に、台風接近のときに海辺で泳いだことのある人なら
この恐怖がわかるはずです。
波が引くときには、もぐって、砂をわしづかみにして海に
流されないようにした人もいるはずです。
海の遠くまで入っていくつもりがないのに、駆け上がってきた
波によって海に引き込まれてしまいます。
これで、命を落とす事故が多くあり、この引き込みの現象の
正体が戻り流れです。
戻り流れは、大人や子供にかかわらず、その体を秒速5~10
メートルの速さで海にもっていきます。
この波は、ものすごく大きな速度のため、子供が流されて、
誰かが追いかけても、追いつくことはできません。
たかだか10cm程度の高さの波に対して、流されるわけがないと
思うかもしれません。
しかし、体が接触している地面の砂と一緒に沖に向かって
流されるため、地面との摩擦抵抗はほぼゼロだと考える
ことができます。
だから、戻り流れの速さそのものの勢いによって、体が流されて
いまうことになります。
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