ロシアのツングースカ大爆発
広告
ロシアのツングースカ大爆発は、1908年6月30日に
ロシア連邦のクラスノヤルスク地方のツングースカ川上流
の上空における隕石の爆発事故です。
隕石は地上に直接的に落下せずに、空中で爆発を起こし
ました。
爆発の威力は広島型原爆の185倍にもなるほどの凄まじい
光景でした。
爆発事故から100年間も事故の原因の調査が進められて
きたが、今度は、2013年2月に同じような光景が目撃
されました。
このため、ツングースカ大爆発と同様の隕石の爆発事故が
起こりうることが結論づけられるようになりました。
落下してきた隕石が大気中で爆発したために、中心地の場所
から、50kmにわたって森林が炎上しました。
これは、東京都と同じほどの面積範囲において、樹木がなぎ
倒されてしまいました。
数百km離れた地点からも、爆発直後に生じた生じたキノコ雲
目撃されていて、中心地から1,000kmも離れた地点の
家の窓ガラスも割れるようなことが起きています。
この隕石の爆発が起きた事故は、ロシア革命の数年前であった
ことから、ロシア国内は不安定な状態であったため、現地調査
は、しばらくの間は行われませんでした。
爆発の規模から推測すると、引力の質量は10万トンほどで、
直径は60~100メートルもの大きさの天体であると推定
されました。
爆発を起こしたのは、上空7,000mほどの高度であり、
隕石は跡形なく散乱したようです。
Sponsered Link
「自然災害」カテゴリーの関連記事