地下鉄サリン事件
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地下鉄サリン事件は、1995年(平成7年)3月20日に
東京の地下鉄で発生した同時多発テロです。
これは、世界でもほとんどあり得ない、大都市での化学兵器
を使用した無差別テロ事件でした。
宗教団体のオウム真理教のメンバーによって、現在の東京メトロ
の地下鉄車両内において、神経ガスのサリンが散布されました。
乗客と乗務員、係員や被害者の救助にあたった人々にも多くの
被害者が出ました。
無差別に化学兵器が大都市に使用されたということで、世界的に
大きな衝撃を与えました。
この地下鉄サリン事件は、坂本堤弁護士一家殺害事件および
松本サリン事件の後に発生したオウム関連の大事件でした。
この事件により、乗客や駅員ら14が死亡し、負傷者数は
6,300人以上にもなっています。
事件から2日後に、警視庁はオウム真理教に対して強制捜査を
行い、教団の幹部クラスの信者が逮捕されることになりました。
さらに、2ケ月後の5月16日には、教団の教祖である麻原彰晃
こと松本智津夫が事件の主犯として逮捕されました。
地下鉄サリン事件での逮捕者は、40人近くにもなっています。
地下鉄サリン事件をはじめとする他の事件も含めて関与したこと
に対して、13人が死刑判決をうけました。
そして、2018年7月6日までに、13人すべてが死刑を執行
されました。
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