台湾の列車事故
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2021年4月2日に、台湾東部の花蓮県で、特急列車がトンネルの手前で、
線路脇の土手から転落しているトラックと衝突して脱線しました。
この事故で、乗客など49人が死亡し、200人以上がけがをしました。
列車の目の前に、突然、線路上に破損したトラックが横たわっていました。
曲がり角でのあまりにも急な出来事のため、列車は緊急ブレーキをかけた
が、間に合わず衝突してしまいました。
この衝突で、運転士は必死に事故を回避しようとして死亡しました。
レコーダーの記録によると、トラックが見えてから衝突までは3秒ほど
しかありませんでした。
トラックが線路に落下後、1分後に列車がやってきて追突しました。
捜査当局では、トラックにサイドブレーキがかかっていなかったために
線路上にトラックが滑り落ちたとみています。
このことで、捜査当局はトラックを運転していた7人の男たちを、過失
致死などの罪で起訴しました。
トラックの前席に乗っていた運転手ら2人が重機でけん引しようとした
ところ、バンドが外れて、トラックがトンネルの手前の線路に転落しました。
2人ともに、重機を扱うための免許を持っていなかったために、操作ミス
から、トラックを転落させてました。
この事故で、台湾の鉄道当局の交通部長が事故の責任を取り、辞任
することになりました。
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