スペイン列車事故
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サンティアゴ・デ・コンポステーラ列車脱線事故は、スペインの
ガリシア州サンティアゴ・デ・コンポステーラ郊外において発生
した列車の脱線事故です。
この列車は、スペイン国鉄が運行する高速鉄道列車であり、
この列車がカーブしている区間に侵入してきたときに脱線
しました。
乗客乗員合計約240人の中の79人が死亡しました。
現地時間の2013年7月24日の20時40分ごろに、730系、
11両編成の列車がサンティアゴ・デ・コンポステーラ駅手前4km
の地点に差し掛かっていました。
そして、ここのカーブ手前で、曲線区間の制限速度の80km/h
を大きく上回る200km/h の速度で進入してきました。
事故発生の直後には、一部の車両から火災が発生し炎上して、
事故の衝撃によって車体が2つに分かれて切断されました。
さらに、線路防護柵を乗り越えて線路脇の道路へまでも飛び越していく車両もあり、いづれの車両とも激しく損傷しました。
ビデオでの映像を見ても、あきらかに、このスピードで曲線区間
を走行すれば脱線するだろうと予想がつきます。
事故直後には、73人が即死の状態で、別の4人が病院へ搬送後に死亡し、他に100人以上が重軽傷を負うことになりました。
52歳の運転士は、30年の運転の経歴があり、運転士は負傷してはいたものの生き残り、病院に搬送されました。
司法当局はこの運転士に対して刑事訴訟を起こすことに
なりました。
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