ロシアの学校で銃の乱射事件
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2021年5月11日に、ロシア西部カザンの公立学校で
銃の乱射事件がありました。
事件が起きた学校は、モスクワの東820キロに位置する
タタルスタン共和国の首都カザンにある「第175学校」です。
男が校内で銃を乱射し、地元当局によると生徒7人と教員ら
を含む少なくとも計11人が死亡したと伝えています。
以前にこの学校の校正であった19歳の男が現場で拘束され
ました。
校内には事件当時に、約700人の生徒がいて、銃撃による
被害とは別に、窓から飛び降りるなどして生徒たち21人が
負傷しています。
この学校は、日本でいう小学校から高校までを1か所に集めた
公立学校であり、その中でも死亡した生徒の多くは8年生の
15歳前後の生徒とみられています。
現場を目撃した女子生徒の話しによると、授業中に大きな銃
を持った若い男が中に入ってきて、何も言わずにすぐに撃ち
始めたということです。
ドアの近くにいた先生は何発も撃たれたと言っています。
男は4年前まではこの学校に在籍していて、事件での犯行では
共犯の男が複数の人質を取って校内に立てこもっているという
情報もありましたが、実際にはこの男1人によるものでした。
この犯行の動機は不明であり、校内において、事件前の4月
にはすでに男の所持する猟銃も見つかっていました。
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