人違いで取り押さえられ骨折
広告
2020年2月に、アメリカのジョージア州ヴァルドスタ市で
黒人男性アントニオ・スミス氏が、容疑者と間違われて警察に
取り押さえられました。
これに対して、スミス氏は過剰な実力行使を受けたとして、
ヴァルドスタ市と市警を提訴しました。
事件の起きたその当時において、警察は茶色のパーカーに青い
ズボンをはいたアフリカ系のアメリカ人の男が薬局の客に
嫌がらせをしているとの通報を受けました。
薬局近くで、警官の1人がスミス氏の身元確認をしていて、
これに対して、スミス氏はフロリダに兄弟がいるから、そこに
電話して確認するように頼みました。
そんな最中に、他の警官が到着して、その警官が男性を容疑者
だと思い込んで、両腕を後ろに回しました。
それに対して、スミス氏が抗議すると、その駆けつけた警官
がスミス氏を地面に倒して、すぐに彼に手錠をかけました。
しかし、倒されたときの衝撃で、スミス氏は痛がって、腕を
骨折したのではないかと泣き叫びました。
そこで、警官は、すぐさま手錠をはずしましたが、後で手首が
骨折していることがわかりました。
スミス氏は、この負傷に対して、約7500万円の損害賠償
を求めています。
スミス氏は、身元を調べるために、拘束までする理由などは
なかったはずであると、訴えていました。
Sponsered Link
「事件」カテゴリーの関連記事