スタンガンと間違え 警察官が発砲
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2019年4月3日に、警察官が、拘留中の容疑者ともみ合い
になったときに、スタンガンのピストルと誤って銃を発砲する
事故が起きました。
この日、ペンシルベニア州のニューホープ警察署において
口論の末に恋人を脅迫したとして逮捕した容疑者の男を拘留
していました。
容疑者がベルトを外すよう指示されたときに、床に落ちた
小さなプラスチックの袋を足で踏み隠そうとする様子が
監視カメラに映されています。
その袋を警察官の2人が確認しようとして、容疑者ともみ合い
になりました。
そこで、警察官が容疑者の腹部へスタンガンと間違えて、本物の
銃を発砲しました。
警察官は、このとき誤って銃を発砲したことを認めています。
この警察官の行為に対して、警察の規定には違反するものの、
違法行為には当たらず、検察当局はこの警察官を罪には問わない
意向を示しています。
発砲した警察官はすでに退職していて、一方の銃を腹部に撃たれた
容疑者は、命に別状はなくて、現在は退院して保釈されていますが、
暴行罪などに問われています。
警察は年間2,500発の銃の発射の練習を実施しているようですが、
スタンガンと実際の銃とを間違えるとは思われず、とっさの身の
危険を感じて実際の銃を使っての誤発砲ではないかという見解も
あります。
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