イボイノシシがヒョウに襲われる
イボイノシシは、アフリカ大陸のサハラ砂漠より南の
サバンナに広く生息しています。
ヌーやガゼルなどと同様に、肉食動物の餌食になる
草食の動物です。
ライオンと同じように、ヒョウもこのイボイノシシを
時々、襲ったりします。
ヒョウの体長は、最大で150cm、体重は、最大で90kg
になります。
ヒョウは、ネコ科の肉食動物の中ではトラ、ライオンに
次ぐ大きさになります。
イボイノシシの体長も、最大では150cmになり、ヒョウと
ほぼ同じ大きさです。
イボイノシシは、日本にいるイノシシよりも体つきはやや
小さい感じがします。
イボイノシシは、筋肉質な体で脂肪も少ないため、肉食動物
に襲われたときには、全速力で時速50km/h で走ることが
できます。
イボイノシシは、通常はおとなしい性格ですが、ライオンや
ヒョウなどの肉食動物に襲われたときには、大きな牙を突き
出して猛獣に突進していく気性の荒い動物です。
イボイノシシは、昼間に活動して食べ物を探して回り、夜に
なると巣穴に戻ります。
こんなイボイノシシの巣穴をヒョウが掘り起こして、
イボイノシシを巣から引きずり出して捕食してしまいます。
だから、イボイノシシにとっては、ゆっくりと巣穴の中で
休息をとるのも楽ではありません。
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