インドのトラとサル
インドでは、同じ地区にトラとサルが共存しています。
サルは、地上にいる子供のトラをからうのが好きです。
子トラは木の上のサルを何とか掴めようと必死ですが
サルは、それをもて遊ぶように木々に渡っていきます。
しかし、大人のトラの場合は別です。木の上に登って
サルを捕えようとします。
インド最古のジムコルベット国立公園には200頭近い
トラが生息しています。
トラは、木の上に登るが、トラの体重では木の上を移動
することは、簡単ではなく、途中で地上に落ちてしまう
こともあります。
トラは主にシカ類、イノシシ、ガウルなどを捕って
食べます。
ときには、ツキノワグマやナマケグマ・ヒョウなど他の
肉食獣も捕食することもあります。
大型の獲物が得られないときは、ヤマアラシ類などや、
鳥類、カメ類、カエル、魚類などの小型の獲物も食べます。
時々、サルが地上に降りて、木の実などを食べていますが、
トラは、このサルをめがけて突進してきます。
サルは、あわやというところで木に駆け上ることもあるが、
タイミング悪く、木に飛びつくところを、トラに捕えられて
しまうこともあります。
だから、サルは地上の食べ物を拾って食べるときは注意を
払っていますが、それでも気づかずにトラの捕えられて
しまうことがあります。
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