コンドルは狩りをしない
コンドルは、全長1.2メートル。翼開長3.2メートルで、
体重7.7~15Kgで、メスよりも、オスの方が大型です。
コンドルは、コロンビア、アルゼンチン、エクアドル、チリ、
ペルー、ボリビア、ベネズエラに生息しています。
翼の面積は、かなり広くなっているため、上昇気流に乗って
空高く舞い上がるのに適しています。
だから、風に乗って長い時間飛び続けるのが得意であり、
また、羽を広げると1m以上もあります。
コンドルの胸骨は、その大きな羽の筋肉を支えるには不十分な
大きさであるため、羽ばたきながら飛行するのではなく、高空
で滑空飛行をすることになるのです。
コンドルは猛禽類ではあるが、他のワシ、タカなどのように
狩りは行いません。
コンドルは、動物の自然に命を落とした死肉を食べて生活
しています。
主に動物の死骸を食べるが、ときには、小型哺乳類や鳥類を
捕食することもあります。
コンドルの足については、狩りを行わないために、握力は
ほとんどありません。
地面を歩くのに使いやすい足の形をしています。
コンドルの幼鳥は、親と同じくらいの大きさになるまでは
白い産毛に覆われています。
南米にいるコンドルは、繁殖のための巣作りを5000メートル
誓の標高の場所で行うのが特徴です。
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