ホッキョクグマとイヌ
スヴァールバル諸島での日常風景で、ホッキョクグマ
と飼い犬は絶えずはちあわせの状態にあります。
ホッキョクグマは、北極最大の陸上生き物であるとともに、
最強の生き物でもあります。
飼い犬がホッキョクグマに襲われたり、反対に、イヌが
ホッキョクグマに立ち向かって追い払ったりします。
イヌは勇敢であり、自分よりもはるかに体の大きな
ホッキョクグマに対しても吠えて立ち向かっていきます。
スヴァールバル諸島は、ノルウェー領土の島なのですが、
人口2500人以下の小さな場所であり、アイスランドよりも北
に位置しています。
スヴァールバルでは、道路や海辺にも「北極グマ注意」の
看板が立っています。
以前にも子どもたちがホッキョクグマに襲われる事件もあり、
無防備には暮らせないような土地です。
あるとき、1頭の大きなホッキョクグマが飼い犬の元に
やってきました。
まさか、イヌを食おうとは思わないだろうから、民家のゴミ
でもあさりにきたのかもしれません。
しかし、当然ながら、ホッキョクグマを見つけたイヌは、
戦闘態勢にはいりました。
同時に、ホッキョクグマも戦闘モードに突入しています。
最初に、イニは先制攻撃でホッキョクグマの鼻に噛み付きます。
さすがのホッキョクグマもすごすごと退散してしまいました。
これは、一般的にある出来事であり、ホッキョクグマは、
民家までやってくることもあります。
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