アデノウイルスとは
アデノウイルスは特にプールに入ると感染しやすい
アデノウイルスは、鼻やのどから入ってきて、扁桃腺や気道に
感染するウイルスです。
アデノウイルスは、一年中みられる症状ですが、特に、
夏に多く流行します。
アデノウイルスは、約50種類もの血清型があり、
それぞれの型によって症状が異なってきます。
感染経路としては、唾液などが飛沫したときとか、
涙や鼻水などの分泌物とが接触したときにも感染します。
アデノウイルスに感染すると、高熱状態が続いて、
喉の腫れや痛みの症状が起きたり、また、結膜炎による
目が充血したりします。
夏に多く流行するのですがが、冬にも見られます。
特に、プールに入ると感染しやすくなります。
アデノウイルスにより生じる症状は、症状は咽頭炎が多い
のですが、他にも胃腸炎や肺炎、膀胱炎を起こすことにも
なります。
アデノウイルスが感染すると、40度近い熱が発生して
この熱が5日程度続くことになります。
のどがかなり痛くなり、食欲がも落ちてきます。
また、眼も痛くなり、かゆくなったりします。
これらの症状が、前日よりも今日の方がさらに強くなって
きた場合は、病院で診察を受けた方がよいでしょう。
また、38度以上の熱が3日以上も続いたりしたときも
診察を受けた方が望ましいです。
熱が高くて、ノドも痛くて、さらに食欲もない場合は
アイスクリーム、プリン、豆腐、ゼリー、冷めた味噌汁など
冷たいものを摂るのがよいでしょう。
アデノウイルスに効くような薬は特にありません。
免疫が高まってくると、自然に解熱作用はおきますが
もしも、高熱状態が1週間以上も続くような場合は
入院することになります。
アデノウイルスに対する予防としては、まづは
よく手をあらって、うがいをするようにします。
感染者が近くにいて共存している場合は、タオルなどは
別々に使った方がよいでしょう。
夏にプールから出た後には、シャワーを浴びて、体と眼を
よく洗い、その後うがいもします。
夏に大流行するアデノウイルスの症状と対策
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