ホッキョククジラ
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ホッキョククジラは、大西洋において16世紀から
17世紀にかけて捕鯨の対象となっていました。
現在では、このホッキョククジラは全世界的にも激減
しています。
しかし、アラスカ州、ベーリング海域やカナダのエスキモー
などの間においては、捕鯨が再開されています。
ベーリング海にいるホッキョククジラの群れは、5月には
北極海へ移動して行きます。
そして、アラスカ半島を経由してから、秋にはチュコト半島
北岸へ移動し、また冬にはチュコト半島南岸で生活します。
ホッキョククジラの体長は、一般的には18mほどであるが
中には、20m以上のものも確認されています。
ホッキョククジラは、ヒゲクジラの種類の中ではただ1つ
生涯を北極海とその周辺で過ごすクジラです。
だから、エサを求めたり、繁殖のために移動を行うような
ことはありません。
ホッキョククジラは、特に社会性のあるクジラであり、
正確は攻撃的ではなく、他の動物から脅威を感じたとき
には、氷の下に逃げこんでいきます。
一度の潜水で40分ほど海面下に潜っていることができます。
ホッキョククジラの天敵は、人間からの捕鯨以外には、シャチ
からも捕食されます。
ホッキョククジラの食べ物は、オキアミや動物プランクトンを
主としたエサにしています。
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