ガラパゴスザメ
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ガラパゴスザメは体型的にはメジロザメに属するサメで、
ほぼ全世界の熱帯地域の海洋島に生息しています。
日本では小笠原諸島に生息していて、伊豆諸島にも生息して
いる可能性もあります。
ガラパゴスと名前がついているが、ガラパゴス地域にのみ
生息しているというわけではありません。
ガラパゴスザメの体長は、最大で3メートルほどに
なります。
メジロザメの一種のため、オグロメジロザメやドタブカなど
との区別が難しくなっています。
ガラパゴスザメは集団を作りながら行動をしていて、大胆で
好奇心も強くて、しかも攻撃的であることから危険なサメです。
海底深くに潜む魚類やタコ、イカ、ウナギ、カレイ、コチ、
モンガラカワハギなどを捕食しています。
ガラパゴスザメは、沿岸に近い島棚の上に主に生息していて
海の流れが速くて、濁っていなくて透明度の高い起伏の多い
地形を好んでいるようです。
ガラパゴスザメは、オグロメジロザメに似たような威嚇行動を
行うが、これは背を弓なりに反らして左右に泳ぎ回る行動です。
ガラパゴスザメも他のサメと同様に胎生であり、メスは3年ごと
に繁殖しています。妊娠期間は約1年であると考えられます。
メスは春になると、浅瀬の場所に移動して、4頭から16頭の
子供を出産します。
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