サメとカバ
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カバは3トンもの巨体の上に、鋭い牙を持っています。
あるとき、南アフリカのイシマンガリソ湿地公園で、
カバとサメがお互いに出くわすようなことが起きています。
通常は、淡水に生息するワニが海洋に生息するワニと遭遇
するようなことはないのですが、今回のこのサメは、淡水
でも生き延びられるオオメジロザメだったのです。
オオメジロザメは、しばしば、ゴルフ場の池などの淡水の
場所に出没することが確認されています。
この湿地公園で、遊覧船に乗っている観光客がサファリツアー
中に、オオメジロザメがカバの群れの近くを泳いでいるところ
を撮影しています。
近くの入江では、子連れのオオメジロザメも目撃されています。
カバの近くには多くの魚が群がっているために、オオメジロザメ
はそれらを捕食するためにこの近辺に来たようです。
川の中の水が濁っていたために、オオメジロザメは偶然にも
カバに追突してしまったようです。
カバはそれに対して、当然ながら反応して応酬を繰り返しました。
カバの水中での移動はかなり高速で破壊力があり、オオメジロザメ
に立ち向かっていきます。
性格は、カバのほうが気性も荒く凶暴であるが、サメは非常に
臆病であり、自分が勝つ相手にしか襲うようなことはありません。
しかし、今回の場合は、偶然の出会いのため両者が戦うことに
なりました。
この場面では、最終的にはオオメジロザメが退散していきました。
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