ヨシキリザメ
Sponsered Link
ヨシキリザメは世界で最も美しいサメであると言われています。
ヨシキリザメの体長は、最大で3メートルあり、世界中の暖かい
海に幅広く生息していて、長距離を泳ぎまわっています。
亜寒帯付近では海の表面付近に生息していて、熱帯部ではやや
深いところに多くみられます。
ヨシキリザメは、主にイカや魚を捕食していて、日本に水揚される
サメの中では最も多く、人や船を襲ったりすることもあり、危険性
の高いサメでもあります。
胎盤形成型の胎生であり、最大で一度に100匹以上の子どもを
産む場合もあります。
ヨシキリザメは、海の表面付近から水深350メートルの間で
確認されていて、水温は15℃前後を好んでいるようです。
日本近海におけるヨシキリザメは、黒潮と親潮がぶつかる潮目の
あたりの海域で出産します。
ヨシキリザメの体の特徴は、長い頭部に流線型のスマートな体と、
真っ黒な大きな目です。
英語では、Blue shark と呼ばれていて、その名のとおり、鮮やかな
ブルーの背中と真っ白の腹部とのつり合いの見た目がよいことから
世界で最も美しいサメとも言われております。
ヨシキリザメのヒレはフカヒレの原料になり、かまぼこやはんぺん
のような練製品としてもつかわれています。
「海の生物 | サメ」カテゴリーの関連記事