モグラ
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モグラは、北海道以外の日本全域に生息していますが、東日本と
西日本で生息しているモグラは種類が違います。
モグラはずんぐりとした胴体で、とがった鼻を持ち、眼は退化して
小さくて、視力はほとんどありません。
4本の脚は短くて鋭い爪があり、この爪は地下で穴を掘って暮らす
ために適応しています。
前足は下方向ではなく横を向いているため、地上ではあまりうまく
使えないようです。
全身が細かい毛で覆われていて、鼻先だけが前に露出していて、
尾は短い棒状になっています。
一方、モグラは泳ぐのも得意であり、用水路や田んぼなどで水中
を泳ぐ姿も確認されています。
ときどき、地面から出てきたモグラは動きが鈍いようなので、
見つかったら天敵のネコ、イタチ、猛禽類などにに捕食されて
しまいます。
人間にとって、モグラは畑や庭などにボコボコと穴を開けてしまう
やっかいな動物なのです。
モグラ自体を見かける機会はほとんどありません。
それは、モグラは一生のほとんどを土の中で過ごしていて、
地上に姿を現すことはめったにないからです。
モグラは光に特に弱いというわけではなく、昼間でも地上で
さかんに動き回ります。
モグラは体に何かを触れていないと落ち着かないため、
地上で歩き回ると、パニックになってエサを探すことができず
死んでしまうこともあるようです。
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