キョン は小さなシカ
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キョンの鳴き声はイヌに似ている
キョンは、シカ科ホエジカ属に分類されるシカの一種であり、通常の
シカの1/3ほどの大きさです。
キョンは、中国南東部と台湾に生息していて、日本の房総半島や伊豆大島
にも移入されています。
体長は、体長50~70cmあり、オスにのみ短い角とキバが付いています。
森林や藪を好んで生息していて、群れはほとんど作らず、単独で生活して
いることが多くなっていて、食べ物は木の葉や果実などを食べています。
キョンによる民家の農作物被害も発生していて、ミカン、スイカ、イネ、
トマト、カキなどの被害があります。
キョンの変わった食べ物として、アリドオシがありますが、これは
ニホンシカの場合は嫌って食べようとしないのですが、キョンは
このアリドオシを好んで食べるようです。
キョンは、相手を威嚇する場合に、「ワン」というイヌに似た声で鳴く
のが特徴です。
キョンの特定の繁殖期はなく、メスは1年を通じて繁殖しています。
日本では、房総半島南部の動物園から飼われていたキョンが逃げ出し、
野生化している問題を起こしています。
その数は、千葉県内で4万頭を超え、東京都柏市でも目撃されるなど、
さらに都内にも接近して来ています。
近隣住民からもサツマイモの葉を全部食べるから、サツマイモが
大きくならないという苦情が出ています。
どうやら、キョンはサツマイモが大好物のようです。
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