レッサーパンダ
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レッサーパンダはイタチやアライグマに近い小動物
レッサーパンダは、食肉類の動物であり、中国の四川省西部、
インド北東部、ネパール、ブータン、ミャンマー北部などに
生息しています。
体長は、60cm前後の大きさで、尾の長さが40cmほどあります。
体重は、5kgほどであり、全身は長くて柔らかな体毛で被われて
いて、足裏でさえも体毛で被われていて、寒さから身を守り、
鋭い爪で木登りも得意とします。
レッサーパンダは、一般的なパンダとは異なり、イタチやアライグマ
に近い小動物です。
レッサーパンダの生息する場所は、標高が3,000メートルもある
ような温帯や亜熱帯の森林や竹林の中です。
夜行性であり、昼間は休むが、夏になると昼間も活動しています。
縄張りを作って単独行動をしていて、オスは臭腺による臭い付けを
して、縄張りを守っています。
繁殖期には、メスは一度の妊娠で、1~4頭の幼児を産みます。
レッサーパンダの食べ物は、竹やタケノコを食べたりするが、小型の
哺乳類や昆虫、果実、鳥類の卵などを食べています。
さらに、動物の死骸やコケのような地衣類も食べています。
野生のレッサーパンダの寿命は10年ほどであるが、人間により飼育
された場合は、これまでに17年も生き延びた例もあります。
最近では、毛皮やペット目的のための密猟や狩猟などにより生息数は
減っています。
野生のレッサーパンダの生息数は1万頭以下と推定されており、
絶滅危惧種に指定されています。
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