クラゲ
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クラゲには目はないが明暗の判別はできる
クラゲは、刺胞動物の中で、海水あるいは淡水に生息していて、
浮遊生活をしている動物のことです。
刺胞動物とは、刺胞と呼ばれる毒を注入するための針を持っている
生き物のことです。
刺胞動物には、クラゲの他にイソギンチャクやサンゴなどがいます。
クラゲの体はゼラチン質になっていて、通常は触手を持って捕食
しながら生活をしています。
クラゲは透明で、ほとんどのものが傘のような形をしていて、その傘の
中心部に口があります。
目は無いのですが、触手の付け根に眼点と呼ばれる光を感じる器官を
持っているため、明暗の区別はつくようになっています。
クラゲの食べ物は、傘の縁にある触手から胃の中にとり込みます。
クラゲは、プランクトンや魚などを食べたりして、意外なことに
クラゲ自身も食べてしまいます。
クラゲは、ほとんどが水中に静止して漂っているのですが、傘周囲に
環状筋があって、傘を開いたり閉じたりすることで進むこともできます。
クラゲは水分が多くて、栄養価が低いために他の生物から捕食される
ことは、ほとんどないと思われていました。
しかし、新しい研究により、クラゲはペンギンに頻繁に捕食されている
ことがわかってきました。また、ウミガメの好物もクラゲのようです。
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