フランス人が芋けんぴを食べる
芋けんぴとは、さつまいもを油で揚げて砂糖を注いだ
和菓子です。
芋けんぴは、元来は高知県の和菓子であり、江戸時代の中期
には、すでにこの原型が存在していました。
これが正式に商品化されたのは、戦後になってからです。
芋けんぴは、日本人にとっては懐かしい和菓子です。
フランス人に好評なスイーツにさつまいもの和菓子が
あります。
フランスでもサツマイモは販売されていますが、サツマイモ
を使ったスイーツを見かけることがありません。
フランスのサツマイモは、日本のものとは品種が異なって
いて、皮の色が薄くて、中身がオレンジ色になっています。
フランスのサツマイモは、水分が多いため、ベチャベチャ
していて、これでお菓子を作ったとしても美味しくならない
でしょう。
フランス人が芋けんぴを試食してみると、見かけはフライド
ポテトであるが、食べてみて甘いサツマイモの味に驚きました。
フランスでもサツマイモそのものは、野菜として最近は多くの
人が食べているようです。
しかし、これまでにフランスではサツマイモにハチミツや砂糖を
ふり掛ける発想はなかったようです。
芋けんぴのカリカリした食感がかなり気に入っているようです。
甘すぎなく、食べ出したら後に引いて食べていき、止まらない
ようです。
Sponsered Link
「スイーツ」カテゴリーの関連記事