アイヌの食事
アイヌ民族の食べ物は、漁業や狩猟で得られた鮭や鹿とか、
山野で採集される」オオウバユリの鱗茎やドングリされる、
山菜や畑で栽培される雑穀、ジャガイモなどが素材になって
います。
料理の特徴としては、油脂が多く使われた味付けになって
います。
調味料は、塩の他に、アザラシ、タラ、イワシ、ニシン、
サメ、エゾシカなどの脂肪が使われています。
最近では、味噌も使用されていて、以前から、コンブや動物の
骨や魚の焼き干しを使って出汁を作っていました。
肉類では、シカが最も主要な獲物であり、北海道には多くの
シカが生息しています。
他にも、ヒグマ、エゾシカ、タヌキ、ウサギ、キタキツネ、テン
などもように北海道に生息しているほとんどの野生動物が狩猟
の対象になっています。
畑には、ジャガイモ、ピヤパ、メンクル、粟、ソバなどが栽培
されています。
昔からアイヌ民族にあるオハウとは、山菜、野菜、鳥獣肉、魚肉
などを煮こんで、脂や塩で味付けした汁物のことです。
鮭の煮込み汁をチェㇷ゚オハウと言いますが、これは、秋から冬に
かけて、鮭が手に入ったときに作っています。
みそ仕立ての汁物には、具材として、鮭、大根、人参、しめじ、
舞茸などが入っています。
米やいなきびなどのだんごのことをシトと呼んでいます。
シトは、米といなきびをついて、その粉を別々にして、お湯を
加えて練りながら球形に整えてからゆでています。
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