琉球のお菓子
沖縄には、琉球王朝の時代から受け継がれてきた伝統菓子
があります。
沖縄の古くから県民に愛されてきた伝統菓子は、ひと口
に沖縄のお菓子といっても、種類が豊富で時代と共に変化
してきました。
中でも琉球菓子と郷土菓子は、旧暦行事や祝い事で食べられ
てきました。
琉球菓子は、琉球王国時代に王様や貿易が盛んな中国をはじめ、
海外の使節団をおもてなしするときにに作られたお菓子です。
当時は、宮廷に仕える菓子職人たちは、中国の菓子製法技術を
習得していました。
材料の種類は少なく、砂糖を主な材料として、色付け
や型取りとか、焼いたり蒸したりして、さまざまな製法で
100種類以上ものお菓子を作っていたそうです。
その中の「ちんすこう」というお菓子は、琉球菓子と呼ばれる
ものです。
「ちんすこう」は、お土産としても人気のある琉球王朝時代から
伝わってきた歴史あるお菓子の1つです。
他には、「タンナファクルー」「サーターアンダギー」「ぜんざい」
などがあります。
さらに、沖縄には地域ごとに独自に造られてきた宮古島市のみそ
クッキーや那覇市久米のてんぴぬめーまんじゅうなどは、現在に
おいても地元の人々に親しまれています。
旧正月や旧盆に欠かせない沖縄の祝い菓子である「コーグヮーシ」は
本土にある「らくがん」のようなものです。
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