電気ショックで外来魚を駆除
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アメリカのケンタッキー州でハクレンなどの外来種の魚が
大量に繁殖しているため深刻な問題になっています。
このため、2019年7月にケンタッキー州魚類野生生物
資源局がボートを使って、そこから電気ショック銃を発射
して、外来魚を感電死させました。
水面に浮かんだ魚は回収されることになりました。
このビデオの映像では、ボートから電流が流れた瞬間に、
水中に潜んでいた大量の魚が水面で飛び跳ねる様子が
映りだされています。
一般的に、魚を感電させることは、魚を識別したりする目的
でも行われているようです。
ボートによって感電死してから回収された魚は、釣りのエサとか
肥料や加工食品用として販売されました。
この川にいた外来の魚は、もともとはナマズの養殖業者によって
1970年代にアメリカに持ち込まれてきたものです。
この外来の魚を持ち込んだナマズの養殖業者は、これほどの
大きな問題を引き起こすとは想像もしていなかったと言って
います。
2010年には、鳥取砂丘の南側にある多鯰ケ池(たねがいけ)
でも、電気ショッカーボートにに乗っての外来魚の駆除調査を
始めました。
ここでは、水中に500ボルトの電圧をかけて、外来魚を感電に
よって一時的に気絶させます。
そして、水面に浮き上がってきた魚の中から外来魚だけを選別して
網で捕獲する方法です。
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