ヒグマの人食い事件
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世界には、人とクマが接触することで引き起こした
悲惨な事件がこれまでに多く起きています。
ぬいぐりみなどで可愛いイメージのあるクマは、
実際には凶暴で危険な動物です。
1915年の12月の1週間の間に、北海道の三毛別で
ヒグマによる人食い事件が起きました。
ここで起きた三毛別クマ事件は、日本史上における最悪の
クマによる被害であると言われています。
エゾヒグマが何度かにわたり民家に襲いかかり、開拓民の
7名もが死亡して、3名が重傷を負いました。
頑丈でない家であったため、ヒグマが窓を破って屋内に侵入
して何人かを殺害しました。
三毛別の奥地には15軒の開拓民の家があり、その事件の
当日には、家の男たちは、伐採搬出作業のため出払って
いました。
家では、女性と子供が留守番をしていました。
そこにいた、こどもが最初の被害者になりました。さらに
別の子供が見つからなかったので、捜索隊が出かけることに
なりました。
捜索の途中で捜索隊は、ヒグマと遭遇することになり、ヒグマ
はすぐに逃げて行き、すぐその近くに捜索中のこどもの遺体が
みつかりました。
その夜に、殺害された子供たちの葬儀が行われましたが、
その通夜のあとに、またヒグマがそこに現れてきました。
しかし、そこにいた1人がしかし、銃を撃ったため、ヒグマは
逃げ出しました。
その直後には、すぐ近くの別の民家をヒグマが襲って、そこに
いた女性と子供を次々と襲いました。
この事件については、994年には『慟哭の谷 戦慄の
ドキュメント 苫前三毛別の人食い熊』として書籍化
されています。
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