オオタカがカラスを襲う
オオタカがカラスやハトを襲って捕食するのを
時々、見かけます。
カラスの天敵の代表的な鳥がオオタカです。
オオタカは、圧倒的な滑空速度で獲物を捕らえる
ことができます。
オオタカとカラスは、体型は同じくらいなのですが、
オオタカは猛禽類で、くちばしや足の爪の鋭さが
カラスとは違います。
このため、オオタカがカラスを襲って捕食することは、
めづらしくありません。
空中でオオタカがカラスを攻撃すると、カラスは
急降下で、そのまま落下してしまいます。
また、オオタカがカラスの体を押さえ込んで水につけて
窒息死させたりして、かなり頭脳的な狩りを行います。
オオタカは、人の見ている目の前でも狩りをします。
カラスの天敵には、オオタカ以外にもフクロウがいます。
カラスは昼行性であるのに対して、フクロウは夜行性です。
夜になって周りが見えにくくなると、カラスは警戒が
鈍くなり、急にフクロウに捕食されることになります。
このようなことから、ヨーロッパでは、フクロウの模型を
置いて、カラスを呼び寄せて、銃で撃つようなことを
しています。
カラスはフクロウを見ても、必ずしも逃げるわけではなく、
反対に、フクロウに近づいてきます。
そこで、フクロウは、油断したカラスを襲うのです。
オオタカがカラスを捕食
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