オオワシがカモメを襲う
海上に浮かんでいるカモメに対してオオワシが攻撃をかけます。
カモメは水上で休息をしているのでしょうか。
数匹のオオワシが水面のカモメを襲っています。カモメは
水面から飛べば、すぐにオオワシに捕食されてしまいます。
オオワシは、カモメを水中に突っ込んで窒息死させようと
何度も試みています。
カモメは何度も繰り返して攻撃を受ければ、最後には疲れて
オオワシの餌食にされてしまうでしょう。
それにもかかわらず、このカモメは水上にいたために助かった
ようです。
カモメが空に飛ばずに、水上に留まっていれば、オオワシに
とっては、水の抵抗もあり、ワシが地面を蹴る力も出せずに
飛べなくなるため、オオワシも容易には捕食できません。
カモメはそのことを知っていて、後ろには別の2羽のオオワシ
がいるのに、飛んで逃げようとはしません。
このカモメもこれまでの経験から、飛べばすぐに自分が
捕えられることをよく知っているのでしょう。
ところが、毎回、カモメがオオワシに襲われているわけでは
ありません。
オオワシが1匹の場合は、カモメがオオワシにちょっかいを出す
場合もあるのです。
これは、カラスの他の動物へのちょっかいと似ています。
また、空中でカモメとオオワシが接近しながら飛行していても
オオワシが必ずしもカモメを襲うわけではありません。
オオワシの後ろにカモメがくっつきながら飛行することも確認
されています。
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