アオサギがネズミを捕まえる
手間どっている。
あるとき、稲刈り中の田んぼの中で、アオサギが
ハタネズミを捕まえました。
アオサギは、水生動物や虫類、昆虫などを捕食したり
していますが、ネズミのような哺乳類を捕らえること
もあります。
山地に多くいるはずのネズミは、田んぼにも、かなり
多く生息していることがわかりました。
サギが稲刈りの時期に多く田んぼにやって来るのは、
特に、この時期にネズミがやってくるのを知って
いたからでしょう。
アオサギがネズミを飲み込むには、大きすぎるように
みえます。
くちばしにネズミを食らいついたまま、ブルブルと
ふるわせたり、ときどき水に浸けたりしています。
ネズミはじっとしているだけで、身動きができず、
どうすることもできません。
しばらくして、アオサギは口にくわえたままで、どこかに
立ち去っていきました。
またあるとき、アオサギが水の中に入った状態で
岸辺に潜んでいるネズミをすかさず捕らえました。
シラサギがネズミを口にくわえると、必ず、そのままの
状態に水に浸けたりします。
そうすると、ネズミがバタバタするために、そのたびに
に徐々に呑み込んでいきます。
このようにして、川がある場合は、一気に呑み込んで
しまいます。
アオサギは、1匹のネズミを呑み込んだあとも、さらに
別のエサを求めて川の中を歩き回っています。
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