水鳥が大きな魚を捕らえたが?
食べるのに苦労している。
カンムリカイツブリが、魚を捕るために水辺で頻繁に潜水を
繰り返しています。
やっとのことで、1匹の魚を捕えたのですが、あまりにも
大きすぎて呑み込むことができません。
ナマズのような魚ですが、カンムリカイツブリは岸に上がって、
何とか食べようと必死です。
ナマズはすでに死んでいるような感じで、バタバタしていません。
一度、途中まで飲み込もうとしたが、また落としてしまいます。
口の中に入れても、なかなか飲み込めないようです。
カンムリカイツブリは、通常は、途中まで呑み込み、何度も
吐き出しては水につけ、また口に入れるというような動作を
繰り返しています。
ナマズではなく、普通の魚なら、多少大きくても、最後には
呑み込んでしまうようです。
ここでは、ナマズを呑み込むことができず、ついには、
あきらめて、ナマズを捨てることになりました。
カンムリカイツブリは、全長55㎝で、首が長くて、水面に軽く
浮いている水鳥の一種です。
日本では冬鳥として、冬になると渡来していますが、50年前に
本州の北部で繁殖が確認されました。
カンムリカイツブリは、群れを作っていて、ときには、数百羽、
千羽を超えるような群を見ることもあります。
水辺で潜水して小魚類を捕らえ、主食にしていますが、ときには
口に丸呑みできないような魚も捕えます。
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