コモドドラゴンは人間を襲う
コモドドラゴンは、別名コモドオオトカゲとも呼ばれます。
コモドオドラゴンは、通常は水牛や野豚などを補食したり
病気などで死んだ動物の死肉を食べて、人を襲うことは
ほとんどないと言われています。
しかし、たまに人間を襲うこともあり、これまでに現地を
取材中の大人のカメラマンが襲われて食べられたことも
あります。
また、果物をとるためにコモド国立公園の立ち入り禁止区域
に侵入してしまった男性がコモドドラゴンに襲われて
死んでいます。
さらに、外国人の観光客が餌食になってしまった事件も起きて
いるそうです。
コモドドラゴンの一番やっかいなところは、一度でも噛まれると、
噛まれた動物の体内に毒が注入されることです。
大きな体の水牛でも、一度噛まれて毒を体内に注入されると
いつかは衰弱していき、コモドオドラゴンはそれを待って
食べ始めるのです。
コモドドラゴンが特に好んで人間を襲うことはないようで、
コモドドラゴンの縄張りに侵入した人間が襲われたことを
みると、防衛本能で襲ったようです。
しかし、年老いて狩りをする力もなくなってきたものなら、
人間を問わず襲ってくる場合もあります。
だから、人間が不用意にコモドドラゴンの立ち居入り禁止区域
には、入ることのないように注意が必要です。
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