腸に残りやすい食材
腸に残りやすい食材と腸に残りにくい食材
食物繊維の多い野菜は、腸に残りやすい食材になります。
野菜では、ピーマン、タマネギ、かぼちゃ、大根、ネギなど
ほとんどの野菜がこれらに該当します。
また、マッタケ・しめじ・えのきだけなどのキノコ類も
腸に残りやすい食材です。
果物で腸に残りやすいのは、いちご・スイカ・パイナップル
キーウイなどがあります。
海藻類や豆類では、わかめ・のり・こんにゃく・あずき
枝豆などがあります。
これらとは反対に、食事中の食物繊維を少なくすると
消化管に負担がかからないようになるため
腸に残りにくくなります。
食物繊維や脂肪の少ない食材は、腸に残りにくく
なります。
白米、鶏肉、白身魚、タマゴ、豆腐、うどん、そうめん
などは、腸に残りにくい食材です。
腸には、食べ物から栄養素を吸収するという働きがありますが
同じ腸でも、大腸と小腸では役割が異なっています。
食べたものは、胃で消化されて、小腸を通過するときに
主に栄養分が吸収されることになります。
その後は、大腸で水分やミネラルが吸収されて、
さらに、その残りが便に変わります。
小腸でのがんの発症率は少なくて、
がんの大部分は大腸になります。
胃がんの要因としては、塩分の高い食事を多く摂ったり、
野菜や果物の極端な摂取不足があげられます。
大腸がんの要因としては、肉食が過度に多くたり、
肥満、飲酒・喫煙などがあげられます。
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