膣がんとは
膣がんが発生する確率は10万人に1人
腟がんとは、子宮の入り口に位置する子宮頚部と外陰をつなぐ筒状の
腟にできてくる悪性腫瘍のことです。
女性の中でも高齢者に多く、発症する確率が10万人に1人ぐらいで
まれな症状です。
この膣がんが発生する場所は、子宮に近い腟の上部子での発生が
最も多くなっています。次いで、下部、中間部の順位になります。
腟がんの9割は、扁平上皮がんというものです。
扁平上皮がんには、これまでには60歳以上の人がかかっています。
腟がんの初期症状として多く見られるのは、閉経後の出血やおりものの
症状です。これは、月経とは関係ありません。
腟がんでは、異常な性器の出血が生じることがあります。
腟がんの疑いがある判断された場合は、腟から組織のサンプルを
採取して精密に検査します。
また、最初のうちは気づかず、初期症状が現れてこない場合も多く、
子宮頸がんの検診で、たまたま見つかる場合もあります。
膣がんの検診としては、最初に細胞診が行われて、この細胞診で
がんであると予想された場合には、次に内診や直腸診などの検査を
行います。
さらに、超音波検査とか、CTやMRIなどの画像検査により実際に
目視で確認を行います。
腟がんの多くは、腟の粘膜の表面から生ずることになります。
膣がんになっても、そのまま、治療を受けずにいると、
がんが増殖して他の部位へも転移していきます。
やがて血管やリンパ管に入り込むことになると、膀胱、直腸
あたりにも転移することもあります。
実際に膣がんにかかると、手術により切除するか、放射線療法を
行います。
自宅でできる子宮頸がん検査
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