のどの病気
のどが痛む状態が長く続いた場合は、何らかの病気に
かかっている恐れもあります。
のどに次のような症状があった場合は要注意です。
●声の枯れた状態が長く続いている。、
●のどにうみ(膿)ができている。
●飲み込むときに我慢できないほどの痛みを感じる。
●食べ物や飲み物を飲み込むことができない。
●タンの中に血が混じっている。
●呼吸がしにくて、苦しい状態である。
●風邪でもないのに高熱の状態が続く。
●のどに何となく異物感や違和感がある。
このような場合は、ためらわずに、できるだけ早く
耳鼻咽喉科や内科で診断を受けた方がよいでしょう。
のどぼとけにある部分を喉頭と呼んでいますが、この喉頭に
できるガンが、喉頭がんです。
喉頭がんの中で最も多いのが、声帯にできる声門がんです。
声門がんにかかると、声がかれる症状が出てきます。
声の調子が、普段より枯れていて、違和感や異物感などがあり
おかしいなと感じていたら、早いうちに耳鼻咽喉科や内科で
診断を受けるべきです。
これは、風邪の症状にも似ているために、そのまま放置して
発見が遅くなる場合があります。
声の枯れた状態が長く続く病気には、、喉頭がんとは別に
声帯ポリープというのもあります。
声帯ポリープは、声を頻繁に使いすぎたり、大声を出したたり
したときに、声帯に突起物ができてきます。
胃の中に入っている物が食道の方にに逆流してくるような症状を
逆流性食道炎と言います。
逆流性食道炎では、胃酸が逆流してのどに炎症を起こすものであり、
胸やけなどの症状やのどの違和感を感じたりします。
逆流性食道炎の症状のありそうな人は、消化器内科などの診察を
受けた方がよいでしょう。
咳をしたときの場合などで、タンに真っ赤な血が混じっている
ようなときは、肺炎、肺がん、肺結核などのような深刻な病気に
かかっている危険性もあります。
肺や気管支からの出血があるときは、呼吸器科へ行きます。
胃や食道からでてきた血であれば消化器科へ行き、精密検査を
受けることになります。
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