低血圧
低血圧になると目まいや全身のだるさが生じる
低血圧は、高血圧に比べて、すぐに生命にかかわる
ものではないため、病気としては、あまり重視されて
いないようです。
そのため、低血圧では高血圧のような国際的な診断基準
といものがありません。
一般的に、低血圧というのは、最高血圧が、100mmHg 未満
の場合です。
低血圧では、通常は治療は必要ないとされてますが、
低血圧の症状が問題になるのは、血圧の低下により
各臓器へ送られていく血液量が減少することです。
この血液量の減少により、自覚症状や臓器の機能障害などの
症状が出てきます。
低血圧になると、めまい・頭痛・全身のだるさ・倦怠感、
疲労感などの症状が出てきます。
また、動悸。肩こり、胸痛、耳鳴り、発汗、失神発作などの
症状もあります。
低血圧には、いろいろなタイプがあります。
●本態性低血圧
低血圧の中で最も多いのが、この本態性低血圧であり、
低血圧を起こしている原因はわからないが、何らかの
自覚症状があるものです。
ほとんどは、体質によるもので、最大血圧が、100mmHg 未満
の場合です。
●起立性低血圧
最大血圧が、20mmHg に急激に下がって、椅子から立ち上がった
ときや、ベッドから起き上がったときに、急にフラついたりする
タイプです。
これは、自律神経による血圧の調整がうまく働かないことから
くるものです。
●二次性低血圧
他の病気や薬の投与による副作用が原因で起きる低血圧の
タイプです。
これは、心臓や甲状腺の病気で起きやすくなります。
低血圧を改善するためには、規則正しい食事を摂り、
無理のないような適度の運動を毎日の日課にします。
薬療法としては、血圧を上げる薬やステロイド薬の
投与もあります。
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