胃が荒れている
胃の荒れには早めに対処する
胃が荒れているかどうかは、X線写真によってすぐに判断
できます。
しかし、写真だけでは判断ができない場合には、胃カメラの
検査が必要になります。
これによって、胃がんであると判断される場合もあります。
胃は、食べ物を消化するために毎日絶え間なく働いてくれて
います。
胃は、容量が1.5リットルのあり、筋肉でできている
袋の形をした臓器です。
食べ物が胃の中に入ってくると、粘液と食べ物を消化する
酵素と胃酸が分泌されてきます。
食べ物は、どろ状になり、腸へ送りこまれていきます。
胃の中にある胃酸は、強力な酸であり、食べ物を消化したり
不要なものを殺菌する働きがあります。
もしも、ストレスなどの原因で、粘液と胃酸のバランスが
崩れてしまうと、胃酸が胃粘膜を刺激して胃が荒れることに
なります。
この荒れた状態が原因で、胃もたれ・胃痛・胸やけなどの
不快感が生じてきます。
胃が荒れる原因には次のようなものがあります。
●喫煙または、アルコールの飲みすぎ。
●ストレスが生じている。
●コーヒーや緑茶などの飲み過ぎ
●ピロリ菌から出る毒素が胃を荒らす。
●食事時間が不規則な場合
●ものを食べ過ぎる。
●脂っこいものを食べすぎる。
胃が荒れたことにより、最初に起こる症状は、急性胃炎です。
胃がチクチクしたり痛みますが、できるだけ消化のよいものを
多く食べて、そのままにしておけば、2、3日で治ります。
ここで、長期間にわたって胃への刺激が続いていくと、慢性胃炎
になります。
慢性胃炎の場合は、ときどき、吐き気、胃もたれ、食欲不振、
げっぷなどをもたらすことになります。
胃の荒れを治すためには、適度な運動をして、ストレスをためない
ことです。
また、食べ過ぎと酒の飲み過ぎには注意して、朝食は必ず摂る
ようにします。
胃もたれや胸やけがあるということは、胃が疲れているからです。
だから、早めの対処に心がけるようにします。
Sponsered Link
「内臓の症状」カテゴリーの関連記事