二重変異ウイルス
二重変異ウイルスからさらに三重変異株まで進行している
インドの新型コロナウイルスの新規感染者数が世界で最大数
まで急増しています。
これは、二重変異ウイルスによるものであり、二重変異ウイルスは
2020年10月に、インドで採取された検体から初めて発見された
ものです。
新規感染者数の増大により、インドでは今や医療崩壊の危機に直面
しています。
感染が激増している都市の病院においては、酸素さえも不足し、
患者を受け入れられない状態になっています。
変異株については、現時点ではほとんど解明されていなくて、
科学者によると、二重変異株は変異前のウイルスよりも感染力が
強いことが明らかになっています。
新型コロナウイルスには、アミノ酸に変化をもたらす13の変異
があります。
これらは、”二重変異株” と報道では呼ばれていて、スパイク蛋白の
E484QとL452Rという2つの変異を指しています。
E484Q は、スパイク蛋白の484番目のアミノ酸が、グルタミン酸
からグルタミンに置き換わった状態の変異です。
この二重変異ウイルスは、新型コロナワクチンの効き目の低下と
同時に、再感染のリスク増加の危険性があります。
インドでは、さらにの二重変異ウイルスから進化した三重変異株
までも出現しています。
この三重変異株は、ベンガル地方から持ち込まれたサンプルから
見つかったものであり、ワクチンの有効性に影響を及ぼすのでは
ないかという懸念もあります。
Sponsered Link
「新型コロナ」カテゴリーの関連記事