人食いサメの事故を紹介
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人喰いサメと言われているものには3種類
あります。
ホオジロサメ、タイガーシャーク、オオメジロザメ
は代表的な人喰いサメです。
1992年4月に、松山沖の瀬戸内海で、潜水士が
サメに襲われました。
潜水士は行方不明になったのですが、潜水士の
ヘルメットと潜水服の接合部の金具からのあたりから
サメの歯が見つかりました。
この歯を調べてみると、ホオジロサメのものである
ことがわかりました。
また、1995年、愛知県の伊良湖岬沖で、漁師が
サメに襲われました。
そのサメが引き上げられると、体長6mのホオジロザメ
が漁師の腹部に食いついていました。
漁師は、右肩から腹部にかけて噛まれて、右腕は
食いちぎられていて、ほぼ即死状態でした。
その漁師が、ホオジロサメに出くわしたときには、
ウエットスーツにボンベを装着して、水深25m
のところで漁をしていました。
この事故は、重大事故であるにもかかわらず、当時は
ちょうど、オウム真理教の事件と重なっていたために
関心が薄らいでいました。
この伊良湖海域では、この事故以後は、二重のサメよけ
ネットが張られることになりました。
タイガーシャークなどに海中で出くわしたときには、
必ずしもすぐに、人間が襲われるわけではありません。
しかし、ホオジロサメとなると、発見されたと同時に
向かってくることになるでしょう。
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