オオメジロザメの恐ろしさ
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オオメジロザメの体にカメラを取りつけて水中の狩りの様子を撮影した。
オオメジロザメは、ウシザメとも呼ばれ、ホウジロザメと
タイガーシャークと並んで、人食い鮫として知られています。
オオメジロザメは、地中海、紅海、モルディブ以外の
たあらゆる熱帯と温帯の海域に生息しています。
オオメジロザメは、他のサメとは違って、淡水域にも進入して
生息することができます。
そのため、ミシシッピ川、ザンベジ川、アマゾン川を3000km
もさかのぼった場所やニカラグア湖のような淡水の湖にもいます。
普段は熱帯地域の海岸線など魚の多い海域に生息しているすが、
河川やその支流を泳いで陸地の奥まで泳ぐこともあります。
また、オーストラリアのあるゴルフ場の池の中にもオオメジロザメ
が出没しています。ここでは、遊泳が禁止になっています。
オオメジロザメの体長は、最大で全長4メートルになり、メスは
オスよりも大きくなります。
オスの寿命が約16年であるのに対して、メスの方が12年と
短くなっています。
1996年7月に、沖縄県宮古島で50歳を過ぎた男性が
オオメジロザメに襲われて死亡したという例があります。
このように、オオメジロザメは人を襲うことがかなり多く、気性も
荒いことからホウジロザメやタイガーシャークと並んで危険なサメ
であるため警戒が必要です。
淡水域まで侵入してきて、狭い場所や浅い場所にも入り込んで
きて、しかも気性が荒いことから、人間にとっては最も襲われやすい
サメになります。
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